皆さんこんにちは。
管理人ウエスです。
「老後2000万円」
ここ最近よく耳にするフレーズです。
もはや国民全員が知っていると言っても過言では無いフレーズですよね笑
実家に帰省した際にも両親から「どうすればいいの?」と言われたり、友達と会った時も老後2000万円問題の話題が出てきたり、若者含めこれから老後を過ごす人たちは皆このフレーズに恐怖を感じているように思います。
そりゃいきなり国が「老後の資金は保証出来ないので自分で2000万用意してね〜」なんて言いだしたらそうなりますよね…
誰だって自分の将来がお先真っ暗だと言われれば恐怖を感じるものです。
でも皆さん
安心して下さい。
皆さんの将来はそんなにお先真っ暗ではありません!
この老後2000万円問題少し誤解している人が多いように思います。
今日は老後2000万円問題について皆さんの誤解を解いていきたいと思います!
そもそも老後2000万円問題とは?
今回の老後2000万円問題の発端は金融庁の金融審議会市場ワーキング・グループの報告書でした。
これを受けたメディアは国が「老後は自分でなんとかしてね!」と言っていると報道し、多くの政治家であったり、見識者が見解を報道に対し見解を語りました。
その中で出てきた見解の一つがが「老後は2000万必要だ」という見解だったのです。
そしてそれを受けた国民が「老後2000万問題」について熱く議論を交わしているというのが今の現状となります。
金融庁の報告書→見識者たちが見解を発表→「老後には2000万必要」
「老後2000万円」は誤解されている!
このように「老後2000万円問題」は世間で話題となったのですが、冒頭でも書いた通り老後2000万円問題は誤解されている部分が大きいように感じます。
なぜならあまりに国に対する不信感が大きくなるような内容だったので、その不信感につられて誤解してしまう人が現れたからです。
そしてその状態で議論を重ねていった結果、なんとなく皆が誤解している状態が生まれてしまったのだと思います。
そしてみんなが不安に思っている現在の状況が出来あがりました。
でも安心して下さい。みんなが思っているほど国は冷たくありませんよ笑
ここからは実際に世間で誤解されているな〜と思う部分を以下のポイント毎に解説していきたいと思います。
①年金は無くなる
②老後のゆとりは無くなる
③今後はお金を貯めておかないといけない
①年金は無くなる
年金は無くなりません。
今回の報告書内にもそのような記載は一切ありません。
書いてあるのは給付額の引き下げです。
ダメじゃないか!!と思った方もいると思いますが、実際はメリットも大きいのです。
まず給付額を引き下げることで年金制度の破綻リスクを下げる事が出来ます。
給付額を今まで通りの水準にしていればそれこそ年金は無くなります。
だって僕たちの平均寿命は伸びているんですから、同じ額払ってれば資金は足りませんよね?
ただこのことを逆に考えれば、給付額が減ったとしても貰える期間は昔より長くなっていると言う事です。
つまり毎月貰える額は少なくなるかもしれませんが、貰える期間が伸びているので決して貰える総額が減っているわけではないことを理解頂けたらと思います。
無くなりません。
②老後のゆとりは無くなる
年金に頼っていればありません。
これは「老後2000万問題」があったからではなくそもそも公的年金制度はそのように作られていないのです。
年金給付額と生活費はほぼ同じ額になるようになっています。
それは今も同じです。
今老後を迎えて、生活している方を見て下さい。
老後を迎えるまでに貯金してきたお金で娯楽などのゆとりを楽しんでいます。
貯金もなく公的年金だけで娯楽を楽しんでいる人なんていないのが現実です。
今後老後のゆとりが無くなるのではなく、そもそもしっかり貯金していない人は昔も今も未来もゆとりなんてありません。
過去も今も未来も年金だけではゆとりはありません。
③今後はお金を貯めておかないといけない
貯めておいた方が良いです。
しかしお金を貯めないといけない理由は「老後2000万問題」があったからではありません。
今、自分の周りの人を見て下さい。
老後ゆとりのある生活を送っている人は皆老後を迎えるまでに資金を貯めているのでゆとりのある生活を送れているのです。
生活するだけであればこれからも公的年金は無くならないので、資金を貯めておかなくても生活する事が出来ます。
でもゆとりのある生活を老後送るためにはお金を貯めておく必要があります。
これは今も昔も変わらないのです。
あなたが老後にゆとりのある生活を送りたいのであれば、お金を貯めておくことをお勧めします。
ゆとりがある生活をしたければ、貯めたほうが良いと思います
本当に「老後2000万円」は必要なの?
もうお分り頂けたかと思います。
なぜ老後2000万円貯めないといけないかというと
ゆとりのある生活を送るため
なのです。
老後に2000万円貯めておかなくても、今後公的年金は無くならないので生活していく事は可能です。
でもただ生活するだけの余生をあなたは送りたいですか?
「起きてご飯を食べて寝る」これだけの生活なんてつまらないですよね。
老後に2000万貯めておけば自分の趣味に使ったり、孫のために使ったり様々な事を楽しむ事が出来ます。
今回の「老後2000万円問題」をきっかけに僕たちは現実を突きつけられただけに過ぎず、元々定年までにローンなどの借金を返却して、余剰資金を貯めておかないとゆとりのある生活は出来ません。
その目安が2000万だということです。
決して国が僕たちを見捨てたわけでも、何かが変わったわけでもありません。
老後にゆとりのある生活を送るために2000万が必要なのです。
・国はこれからも僕たちの生活を保障してくれる
・2000万円はゆとりのある老後を送るために必要な資金
最後に
老後の2000万円はゆとりのある生活を送るために必要だということが分かりましたね!
逆に言えばあくまでゆとりのある生活を送るための費用なので、ただ生きていくだけであれば2000万は必要ありません。
ただ社会人生活を全うした後に待っているのがただ最低限の生活をして生きていくだけの人生なんて嫌ですよね笑
今回の老後2000万問題は僕たちに当たり前のことを再確認させてくれたに過ぎないのです。
若いうちからしっかり老後を意識して、貯金することで老後にゆとりのある生活を送る。
こんな当たり前のことをついつい僕達は忘れてしまうのでしょうね…
僕もどうなるか分りませんが、老後に向けてしっかり余剰資金を蓄えていけるよう頑張っていきます!
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