みなさんはFXで時間帯を気にしたことがありますか?
FXは外貨を扱う特性上、世界中でトレードが行われていますので実はどの時間帯に取引するのか重要になってきます。
FXにおける様々な手法を試したけどなかなか勝てない人はもしかすると取引を行う考え方一つで勝てるようになるかもしれませんよ。
各時間帯で取引されている通貨
皆さんはどんな通貨ペアで取引をしていますか?
ドル円、ユーロ円、ポンド円と色々な通貨で取引をしていると思いますが、基本は「円」が含まれる通貨ペアが中心となっているのではないでしょうか?
僕たちは日本人なので、「円」に馴染みがあります。
なので当然馴染みがある「円」を中心にトレードするの人が多いと思います。
では逆に言えばヨーロッパ人に馴染みがあるのはどの通貨でしょう?
アメリカ人に馴染みがあるのは?
ヨーロッパ人に馴染みがあるのはきっと「ユーロ」や「ポンド」でしょうし、アメリカ人は「ドル」だと思います。
先に結論から言っておくと
各国が昼頃の時間帯にその国の通貨は最も取引量が多くなります。
例えば日本では昼の頃の時間帯(朝8時くらいから〜16時くらい)は圧倒的に「円」が絡む通貨ペアが取引されています。
じゃ欧州時間はどうでしょうか?
NY時間は?
きっと彼らは日本人ほど「円」には興味がありません。
欧州時間はユーロ絡みの通貨、ポンド絡みの通貨を中心に取引しているでしょうし、また欧州の国で僕たちがトレードしないような通貨も取引されているでしょう。
NY時間で言えばドル絡みの通貨が多く取引されていると思います。
日本人には中々馴染みはないですが、ドルカナダドルなんかも僕たちが思っている以上にこの時間帯では盛んに取引されているのです。
このようにFXでは時間帯によって取引されている通貨が大きく変わってきます。
しかし、これが一体何に関係していると思いますか?
実際に取引量が少ない時間になっても完全に取引が無くなる訳ではありません。
実は通貨の取引量は皆さんが必死に勉強しているテクニカル分析に影響を及ぼしてくるのです。
テクニカル分析の考え方
FXで勝ちたい人であれば毎日一生懸命テクニカル分析を勉強しているのではないでしょうか?
FXを本気でやりたいなら当たり前のことでしょう。
ただそのように勉強しているのはあなただけではありません。
FXを本気でやっている人はみんなテクニカル分析を勉強しています。
このようにみんなが同じように勉強して同じように考えるからこそ、読めないとは言え法則性を持って為替レートは動くのです。
全員が違う考え方でチャートを見ていればきっと未来の為替レートを予想する事は誰にも出来ないと思います。
みんなが大体同じような局面を意識して同じような考えで行動しているからこそ相場は規則性のある動きをします。
だから勉強してない人がトレードすれば一瞬で損失を抱えてしまいますし、しっかり勉強している人は時に面白いほど波に乗ることができるのです。
テクニカル分析は誰もが勉強するからこそ効果があると覚えてください。
時間帯×テクニカル分析
テクニカル分析とはみんなが同じように勉強しているからこそ、効果を発揮します。
そのように考えた時に参加者が多ければ多いほど、規則性のある動きをすると思いませんか?
極論ですが、5人しか取引をしていない相場で4人がテクニカル分析を勉強していなかったら一人の人がテクニカル分析を行い取引をしてもまず勉強した通りには動きません。
しかし100人取引をしている相場で4人が勉強していなくても関係はないでしょう。
96人が同じように勉強して同じように予想するのだから相場は規則性がある動きをします。
つまり参加者が多ければ多いほど同じ局面で意識するのでテクニカル分析通りの動きをしやすいという事が分かってもらえると思います。
この考え方を先ほどの時間帯管理と合わせて考えるのです。
日本時間は「円」絡みの通貨ペアが参加者が多く、テクニカル分析が効きやすいでしょうし、欧州時間は「ユーロ」「ポンド」などの欧州通貨が、NY時間は「ドル」絡みがテクニカル分析が効きやすいということになります。
つまりテクニカル分析が効きやすい時間帯、ここまで自分が勉強してきた成果が発揮しやすい局面に絞って取引を行うと言う事です。
FXにおいて少しでも勝率が上がる局面で取引を行うことは重要です。
もちろんいろんな要素が絡んでくるので、それだけで勝てる訳ではないですが、勝ちやすい局面のみで取引をすればそれだけで勝率は多少なり跳ね上がるはずです。
【まとめ】時間帯管理の考え方
正直この考え方だけで勝てる訳ではありません。
しかしFXにおいて絶対勝てる必勝法は誰も持ち合わせていないので重要なのは、少しでも勝率の高い局面で勝負するかになります。
だからこそテクニカル分析はみんなが勉強しているからこそ効果を発揮すると事実を理解し、一番多くの参加者がいる通貨ペア、時間帯で勝負するのです。
もしテクニカル分析は一生懸命勉強しているのに結果が出ないという方は一度この考え方を取り入れてみてはいかがでしょう。
せっかく勉強しているのですから考え方ひとつで勝てるようになるかもしれませんよ。
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