- 外壁塗装の人気色がわかる
- 外壁塗装の失敗しない色選びのコツがわかる
- 外壁塗装の注意点がわかる
外壁塗装において最も悩むのは「色選び」でしょう。
外壁塗装のサイクルは約10年が目安と言われており、もし気に入らない色を選んでしまった場合約10年間我慢することになってしまいます。
そこで今回は悪徳業者に騙されないために「外壁塗装の人気色」「失敗しない色選びのコツ」「外壁塗装の注意点」まで解説します。
この記事を読めば外壁塗装の知識がない方でも納得いく色を選ぶことができるでしょう。
なお、外壁塗装では複数の業者から相見積もりを取るのが基本です。
相見積もりを取ることで、
- 提示されている価格、施工内容が妥当なのか?
- 担当者は信頼できる対応をしてくれているのか?
を比較して判断することができます。
現在塗装を検討している方は相見積もりをして比較検討してみましょう。
なお、以下のサイトであれば手軽に外壁塗装業者を比較することができるのでぜひ使ってみてください。
おしゃれな外壁塗装の人気ランキング12選
まず最初に外壁塗装の人気色について紹介します。
なお、人気色については特に人気のある鉄板の6色と次に人気のある6色に分けて紹介します。
外壁塗装で特に人気のある塗装ランキング6選
外壁塗装で特に人気のあるのがナチュラルカラーやダークカラーです。
- ベージュ
- ホワイト
- ブラウン/モカ
- グレー
- クリーム
- ブラック
外壁塗装で次に人気のある塗装ランキング6選
外壁塗装で次にに人気のあるのがグリーンやブルーやピンクといった鮮やかなカラーです。
- グリーン
- ブルー
- ピンク
- ネイビー
- イエロー
- レッド
外壁塗装で失敗しない色選びのコツ
次に外壁塗装の色選びで失敗しないための色選びのコツを解説します。
特に意識したい点は以下の通りです。
- 汚れやすさを考慮する
- 色あせを考慮する
- 機能面も考慮する
汚れやすさを考慮する
塗装色によって汚れが目立ちにくかったり、汚れが目立ちやすかったりします。
- グレー系の色
- クリーム系の色
外壁の主な汚れは砂や土埃を中心とした中間色(薄茶、黄土色、薄緑系)の色です。
グレー系やクリーム系の色であれば汚れが同化するため汚れが目立ちにくくなります。
次に汚れが目立ちやすい色は以下の通りです。
- ホワイト系の色
- ブラック系の色
スタイリッシュなイメージがあるブラック系やホワイト系は汚れが目立ちやすくなります。
ブラックだと汚れが目立ちにくく感じる人もいるかもしれませんが、白い汚れがついてしまうことで汚れが目立ちやすくなるんです。
家が幹線道路沿いや川や湖の近くにある場合は汚れが早くなるので色選びは注意することがあります。
色あせを考慮する
塗料の色によって色あせの早さも異なります。
色あせが早い色:赤や青などの原色に近い鮮明な色
色あせしにくい色:クリーム系などの落ち着いた色
色あせは基本的に太陽光の紫外線によるもので塗料に含まれる顔料が紫外線のエネルギーで劣化していきます。
なお、色あせしにくい色について色味だけではなく顔料の種類によって変わります。
無機顔料 | 有機顔料 | |
色合い | 落ち着いた色 | 鮮やかな色 |
紫外線に対する強さ | 強い | 弱い |
色あせのしやすさ | しにくい | しやすい |
一般的には無機顔料と有機顔料は併用して使われます。
そのため、見るだけではどちらの割合が多いかは分かりません。
一般的には鮮やかな色は有機顔料の割合が多く、落ち着いた色は無機顔料の割合が多くなっています。
詳しく確認したい方は施工業者に確認してみてください。
機能面も考慮する
色味によって建物の機能面まで変わってくるケースがあります。
明度の低い色(黒など):室内温度が高くなりやすい
明度が高い色(白など):室内温度が低くなりやすい
明るい色は太陽熱を吸収せずに反射することで温度上昇しにくくなりますが、暗い色はエネルギーを吸収しやすいので温度上昇につながりやすくなります。
住んでいるエリアによっても外壁の色について検討していく必要があります。
外壁塗装の色選びの注意点
外壁塗装における色選びには様々な注意点があります。
- 近隣住宅とのバランスを考慮する
- 色見本は大きく光の当たり方に注意する
- 艶感を意識する
- カラーシミュレーションを信頼しすぎない
- 景観ガイドラインに注意する
近隣住宅とのバランスを考慮する
好きな色を選んだ結果、周辺の住宅に対して自宅が浮いてしまったという後悔の声は少なくありません。
ある程度色を絞り込めたら「外壁の色」という観点を持って自宅周辺を確認してみましょう。
周囲の建物とのカラーバランスが合っているか判断することができるはずです。
色見本は大きく光の当たり方に注意する
色の見た目は光源によって異なります。
屋内で色見本を見ているだけでは実際に太陽光の下で見た色と変わってくるので注意しましょう。
さらに天気や時間帯によっても異なるので晴れた日だけでなく様々な天候で見るとより見え方が理解できます。
艶感を意識する
色には大きく分けて「艶あり」と「艶なし」があります。
艶感によって家の印象は大きく変わりますので、色選びの際にはぜひ意識してみてください。
なお、艶感に課してはどちらが正解ということはありませんので、好みと周辺環境に合わせて選ぶようにしてください。
色選びでカラーシミュレーションを信頼しすぎない
現在外壁の色決めをする際によく利用されるのが「カラーシミュレーション」です。
外壁塗装におけるカラーシミュレーションはパソコン上で自宅に好きな色を試着させることができるソフトです。
様々な色のパターンを比較できる便利なツールですが、モニターや印刷した紙によって色味が異なります。
カラーシミュレーションを信頼しすぎず業者に相談しながら色を決めましょう。
景観ガイドラインに注意する
市町村によっては街の景観を損なわないことを目的として決まった外壁色しか利用できないケースがあります。
東京都練馬区の例で言えば緑と※調和した色彩というルールがあります。
※川沿いであれば水辺の色と調和する色味
外壁塗装をおこなう際には景観ガイドラインを沿ったうえで色を選ぶようにしましょう。
なお、地域密着の業者であればお住まいの景観ガイドラインを理解しているので、適切な色の提案をしてくれるでしょう。
外壁塗装でツートンカラー選びのコツ
外壁塗装で人気のあるのが「ツートンカラー」です。
ツートンカラーとは外壁塗装を2色で塗り分ける塗装方法になります。
ツートンカラーにする際のコツは「6:4〜7:3の割合」で色を塗り分けることです。
上下で塗り分けるか、バルコニーなど部分だけ塗り分けるかでも印象が異なりますので施工業者に相談してみましょう。
色選びは外壁塗装業者のアドバイスを参考にする
外壁塗装の色選びは業者からのアドバイスを参考にするようにしてください。
優良業者であれば多くの施工事例を経験しており、住宅に合わせた色選びの経験も豊富です。
そのため、自分が好きな色を選ぶだけではなく色選びにおいては業者のアドバイスに耳を傾けるようにしましょう。
なお、正しい経験を持ちアドバイスをくれる業者か判断をするためにも相見積もりを取りましょう。
相見積もりを取ることでアドバイスをくれる優良業者か比較することができます。
なお、以下のサイトであれば手軽に外壁塗装業者を比較することができるのでぜひ使ってみてください。
なお、当サイトでは悪徳業者に騙されないために悪徳業者の特徴についても詳しく解説していますのでぜひ読んでみてください。
まとめ
今回は外壁塗装における色選びについて解説しました。
色選びは外壁塗装における醍醐味ですが、失敗してしまうと外壁塗装が台無しになってしまいます。
今回解説した内容を元に外壁塗装の色選びの役に立ててください。
なお、当サイトでは外壁塗装工事で失敗しないように塗装工事の教科書「失敗を避ける塗装工事 7つのポイント」を無料プレゼントしています。
リフォームトラブルから身を守るためにもぜひ読んでおくことをおすすめします。