皆さんこんにちは。
管理人ウエスです。
ご覧頂きましてありがとうございます。
FXを色々勉強しているとふと思ったことがあります。
「FXってメンタルが一番大事なんじゃないの?」
と気づいたと言っても僕自身メンタルコントロールは出来ていないと思います笑
でもこのブログの趣旨は一緒に頑張っていこう!というところにあるので、情けない自分のメンタルについて書いていくのもいいのかなと。
なので今日の記事では「分かる分かる!」と思ってもらえたり、「そういう人もいるのか〜」程度に思ってもらえたらOKです!
もし今FXをやってしんどい人がいれば一緒に頑張りましょう!
またこれから始める人は是非反面教師にして下さい。
FXを始めた頃
まず僕がFXを始めた頃のことを皆さんにお話ししたいと思います。
僕がFXを始めた頃は5万円の資金から始めました。
少なっ!
と思われた方が大多数なのではないでしょうか笑
以前のブログにも書きましたが、副業で得た収入でFXを行えば、自分の資金が無くなる事はないと思いスタートしたので、この5万は当時副業で月に得ていた収入を全て使ってみたという感じです。
また国内口座で1ロット打てる最低の金額だったということもあったかと思います。
俺天才かも…という勘違い
これはFXを始めたばかりの頃、経験があるのではないでしょうか。
所謂「ビギナーズラック」というやつです。
5万円から始めた資金は2週間程度で倍の10万円になりました。
正直なんで勝てたのか今でもわかりません笑
以前紹介した本などで勉強はしていましたが、本を読むくらいであれば実践あるのみ!くらいの感覚であまり勉強も手についていなかったと思います。
一つ言えることはとにかくFXが楽しくて仕方が無く、1日何十回とトレードを行なっていました。
そんな中、思うようになりました。
俺天才かも…
そう思った僕はタヌキの皮算用を重ねました…
2週間で5万を元手に5万勝てるなら20万あれば4倍。それを1ヶ月だから
1ヶ月で40万は儲かるぞ!!!
今振り返ると本当にバカな考えですが、当時は本気でそう思っていました笑
そして自分で決めたルールを破って自分のお金から20万を入金、合計25万の資金でトレードを行うようになったのです。
絶望の大負け
そしてトレードを重ねていったのですが、不思議と金額が増えていきません。
負ける額の方が、勝つ額より大きいのです。
そして少しづつ利益の5万が無くなっていきました。
その頃には夜もチャートが気になって寝れないという状態になっていました。
こんな額でと思われるかもしれません。
今考えてもこんな額でと思います笑
ただ本当に初心者だったのでこんな額でも必死でした笑
そしてある日決定的な出来事が起こりました。
一気にマイナス額(含み損)が膨らみ、利益を超えてしまったのです。
この時は本当にもう終わりかと思うくらい心臓がバクバクして吐き気がしたのを覚えています。
この頃にはもう元手の5万までなら副業利益だから無くなってもいいという考えはなくなっていました。
ただ目先のお金が無くなるのがひたすら怖く感じたのです。
結局これ以上含み損が大きくなったらという恐怖に耐えられず、決済してしまい、全利益は吹き飛び、1万円程度のマイナスになってしましました。
今考えれば全然決済するような場面ではありませんでしたが、当時はどうすることも出来なかったのです。
そして恐怖を奮い立たせて、失った利益を取り戻すためにロットをさらに上げて(レバレッジを高くして)トレードに臨み、一瞬でさらに1万円を失いました。
合計で
利益5万
元手2万
の計7万を失ってしまいました。
続行不能なほどの恐怖
この頃には「俺天才かも」という気持ちは吹き飛び、トレードへの楽しさも失い、ただただFXを続行することに恐怖を感じていました。
さっきも言ったようにたったの7万なのですが、人生でギャンブルもやったことが無く、当時副業収入は月収5万だった僕にとってこの7万はとてつもなく大きなものでした。
そこでFXを辞めるという選択肢もありましたが、僕はかろうじて自分の非を認めることが出来ました。
「ろくに勉強もしてないのに勝てるわけがない」
こう考えた僕はもう一度ゼロから勉強をし直してからFXをやることを決意したのです。
なぜダメだったのかを考えよう
僕はこの勉強時間の間に自分の何がダメだったのかを考えてみました。
もちろんろくに勉強もせずにトレードしていたのは第一前提なのですが、ある日一番はメンタルにあったのではと気付いたのです。
FXの絶対的な原則
損小利大
FXの絶対的な原則です。
FXは簡単に言えばエントリーした後にチャートが上がるか下がるかを当てるゲームです。
であれば勝率は2分の1のはず。
でも9割の人が負けるのがFXです。
これは人間の心理が関係していて、
人は勝つ時の快楽よりも負ける時の精神的ダメージの方が大きく感じてしまう
生き物だそうです。
なので目先の利益はすぐ確定したくなるが、大きな損からは目を背けてしまう。
そうでなければ心が耐えられないからです。
50パーセントの勝率があっても
勝つ時に1000円
負ける時に2000円
負けていれば絶対に勝てないということです。
頭で分かっていてもこれを実行するのは非常に難しいのに、当時の僕はこんなことすら考えていなかったのだから勝てるわけありませんよね笑
これを意識するだけでだいぶ変わってくると思いますし、実際僕のトレードも変わりました。
自分の負けを認めよう
そしてもう一つ大事なものそれは
損切り
です。
損切りとはここまでマイナスになったら強制的に決済するというラインを設定しておくことです。
例えばドル円を106.550円で買ったとします。この際に106円を切れば強制的にマイナス分を決済するというものです。
実際はFXの世界ではほったらかしておくとどれだけマイナスになっていても自分がエントリーした水準に戻ってくることが少なくありません。
しかしそれはあくまで偶然であり、二度と自分がエントリーした水準に戻ってこないことだってあり得ます。
損切りを設定していないと取り返しがつかないほどマイナス額が膨らんでいくことだってあり得るのです。
そしてマイナス額が膨らんでいくと、僕のようにまともな判断は出来なくなります。
もし早めに決済してもう一度逆方向にエントリーすればプラスになることだってあり得たかもしれないのに。
例えばドル円を106.550円で買ったとして106.300に損切りを入れておくとします。
損切りが起きた後、冷静に考えて売りで入り直した場合、そこから先はプラスに転じます。
負けた分を取り返すどころか、プラスに転じることだってあり得るのです。
でもマイナスのままほったらかしておけばチャンスは巡ってきませんし、精神的に追い込まれていくだけです。
必ず損切りはした方がいいと思います。
損切りの考え方
では損切りラインはどうやって考えていくのでしょうか。
ズバリ損切りは自分がその金額でエントリーした根拠が崩れる場所に設定するべきです。
例えば106.550円で買った根拠が
何日も超えられなかった106.300円を超えたから
とすると
根拠となっている106.300円を下回ってしまうようなことがあれば根拠が崩れたことになります。
したがって損切りを行うべきなのです。
実際はこんなにアバウトな感じで損切りをすることはありませんが、あくまでも例えとして書いておきます。
このように自分の根拠が崩れる場所、つまり自分は間違ったと認めることが一番の勝利への近道だと分かってもらえたと思います。
FXで扱うお金はゲームのお金
分析した結果僕が負けた理由として
お金への執着がありすぎた
ということが挙げられるのかなと思っています。
だからこそ自分のお金は一円も失いたくないですし、失った時に平常心を保てなくなるのではないかと思います。
いきなりですが、あなたがRPGゲームをプレイしていて、道具や装備を大量に買って所持金がなくなった時、何か感じますか?
僕は感じませんし、皆さんも感じないと思います。
それこそがメンタルを平常に保つ一番の方法だと思います。
FXで扱うお金はゲームの世界のお金
くらいの気持ちで、なくなったらまた稼げばいいやくらいに思うべきなのです。
つまり一度証券口座に入金した時点でもう帰ってこないお金だと思うべきです。
FXで稼いだお金を生活費のあてにするのでは無く、あくまでゲームで仮想通貨で遊んでいるくらいの気持ちでいれば何も感じることはありません。
現在僕は元手の資金は回収していて証券口座に入っているのは純粋な利益です。
利益運用ということもあるかと思いますが、マイナスになっていたとしても
「マイナスになってんなぁ。ふーん。」
くらいの気持ちで見ています笑
実際ゲームのお金を見ているのと変わらない気持ちです。
この利益はたまには出金しますが、基本生活のあてにはしていません。
もちろん生活のあてにするのもいいですが、メンタルの強さに自信がない人はこれくらいの気持ちでFXに臨んでみてください。
きっとどんな状況でも勉強してきたことが冷静に発揮できると思います!
最後に
FXはメンタルが最も重要だと言っても過言ではありません。
どれだけ良い教材で良い勉強をして力をつけてもそれを発揮できなければ決して勝てません。
そして能力を発揮するためにはメンタルを整えることが何より大事なのです。
今回はあくまで僕の例でお話しさせて頂きました。
ぶっちゃけ冷静にトレード出来るのであれば、どのような手法でも構わないと思います。
大事なのは過程では無く、結果です。
あなたが勝てるのであればその手法が正義です。
一緒にベストな手法を見つけていきましょう!
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