皆さんはどれくらいの時間をかけて会社に通勤していますか?
長い人であれば、1時間や2時間費やして通勤している人もいると思います。
僕は東京在住ですが、それくらいの通勤時間の人も多い印象ですし、実際僕も少し前まで片道1時間程度かけて通勤していました。
でもこれって実は膨大な時間の無駄なんです。
「通勤時間を有意義に使っているので問題ない」なんてことを言っている人もいますが、決してそんなことはありません。
通勤時間の無駄を見直せば、それだけで人生の効率は跳ね上がり、有意義な人生を送ることが出来るのです。
そこで今日は長い時間をかけて通勤することのデメリットを紹介していきます。
もしあなたがこのまま長い時間を通勤に費やし続ければ、通勤時間が短い人と埋めることが出来ないほどの差がつくのは間違いないでしょう。
少しでも通勤時間の無駄を省いて、有意義な人生を送りませんか?
平均的な通勤時間
実際皆さんは他の人がどれくらいの通勤時間をかけて通勤しているかご存知ですか?
以下都市圏の平均片道通勤時間をまとめてみました。
1番長い首都圏では約1時間30分、1番短い中京圏でも約1時間となっています。
この結果について皆さんはどう思いますか?
思ったより長いと思ったのではないでしょうか。
冒頭で長い人であれば1時間から2時間程度かけて通勤している人がいると書きました。
でも実際には1時間から2時間を通勤に費やす人は通勤時間が長い人ではなく、平均の人なのです。
恐ろしいデータですよね。
通勤時間はどれくらい人生の無駄遣い?
仮に東京勤務として毎日1時間30分×往復の3時間を通勤に費やしたとします。
そしてその状態で20日勤務したとするとどうでしょうか。
3時間×20日=60時間
なんと1ヶ月のうちの2日半も通勤に費やしているのです。
これを1年間やってみると、約1ヶ月間も通勤時間に費やしている事になります。
1年間の12分の1を通勤に費やしているのです。
これって恐ろしいですよね。
もしあなたが22歳から60歳までこの通勤時間を続けた場合、1140日通勤にかかる計算になり、サラリーマン人生のうち3年弱通勤にかけるということになります。
通勤時間を費やすデメリット
ここまで通勤に時間を費やしていると気付いただけでも十分人生の無駄遣いだと分かって頂けたと思います。
でも実際に通勤のデメリットは時間を奪われているだけではありません。
ここからは実際に通勤時間が長い事による、デメリットを詳しく解説していきます。
疲れる=作業効率が落ちる
ある程度の都市部に住んでいる人は、ほとんどの人が満員電車で通勤しているのではないかと思います。
基本的に満員電車は立ちっぱなしですよね。
しかも乗り降りの際にもホームに降車口を確保するために、乗り降りしないといけないうえに他の乗客にもぶつかられます。
こんな状態で行きも帰りも通勤していれば、肉体的にも精神的にも疲れてしまうのは明白です。
中には通勤時間が長いことにより、逆に座れるという人もいるとは思いますが、満員電車では座っていても圧迫感があるため、精神的に疲弊してしまうでしょう。
疲れるだけでも十分なデメリットなのですが、実は疲れることにより更なるデメリットがあります。
疲れた状態で通勤を続けると、出社後や帰宅後にも響いているのです。
本来よりも疲れた状態で出社するので、間違いなく仕事の効率は落ちているでしょうし、夕方にかけて疲れが溜まってくると思います。
また帰宅後も疲れた状態で帰ることにより、本当はやりたかったことや、やらないといけない事が出来なかったりする事もあるのではないでしょうか。
このように通勤時間で疲れてしまうことによって、知らず知らずの間にその後の作業効率が落ちてしまっているのです。
通勤時間が長い=疲れる
その後の作業効率が落ちる
自分の時間が無くなる
1日の時間は決まっています。
その中で1日3時間、月で2日半も通勤時間に使っていればそれだけ自分の時間はなくなります。
例えば毎日8時間、9時から6時(休憩1時間)まで勤務するとします。
通勤時間が往復30分の通勤時間の人と往復3時間の人ではなんと6倍も自分のために使える時間が違うのです。
仮に朝1時間準備がかかる場合、会社には9時ぴったりに着けば良いとすると、通勤往復30分の人が朝7時45分に起きるとしたら、通勤3時間の人は6時30分に起きないといけません。
17時30分に退社するとしたら、通勤往復30分の人は17時45分には家についていますが、通勤往復3時間の人は7時に家に着きます。
何時に寝るかは人それぞれだと思いますが、これだけ自分の時間に差がつくのです。
通勤時間が長い人が自分の時間を通勤時間が短い人と同じだけ過ごそうと思うと睡眠時間を削るしかありません。
まさに悪循環と言えると思います。
通勤時間が長い=自分の時間が無くなる
病気のリスクが上がる
インフルエンザの時期や風邪が大流行している時期になると人混みを避けるのが、一番の予防になります。
しかし満員電車はどうしても避けられない人混みです。
こればかりはサラリーマンであれば仕方がないのですが、通勤時間の長さによりそのリスクは大きく変わります。
毎日30分電車に乗っているだけの人と3時間電車に乗っている人では単純計算で6倍も感染リスクが高くなります。
通勤時間が長い人はそれだけ長い時間人混みの中にいるのですから、当然ですよね。
通勤時間を減らすことは病気のリスクを減らすという意味でも効果的だと言えます。
通勤時間が長い=病気のリスクが高くなる
【まとめ】通勤時間を費やすデメリット
このように通勤時間を費やすことには多くのデメリットが存在します。
またここには取り上げていないようなデメリットだって皆さんの状況次第ではあると思います。
(例えば痴漢冤罪の被害にあうとか)
このように通勤時間が長い人はこれだけのデメリットを抱えながら、時間まで大量に消費しているのです。
これは人生の無駄遣いだと思いませんか?
【まとめ】通勤時間は人生の無駄遣い
よく「通勤時間を有意義に過ごす方法」を考える人がいますが、正直家に早く帰っている人の方が有意義に過ごせています。
本当に大事なことは「通勤時間を有意義に過ごす」のではなく「人生を有意義に過ごす」ことです。
人生を有意義に過ごすために通勤時間を削減した上で削減した通勤時間をより有意義に過ごす方法を考えていくのであれば、それは本当の意味での「有意義」になります。
まずはあなたも通勤時間を見直して、本当の意味での「有意義」な時間を過ごせるようになりませんか?
自分の時間がたくさん使えるようになれば趣味だって増やせますし、副業したい人は副業だって頑張れます。たくさん寝たい人はたくさん寝ることだって出来ます。
疲れたり、病気にならなければ、毎日健康に過ごす事も出来ます。
もし通勤時間が長い、これから長いところに住もうと思っているのであれば、その人生の無駄を見直して有意義な人生を送りましょう!
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